あんなに好きだったのに、まさか夫のことが嫌いになるんて、、、
離婚なんて他人事と思っていたけれど、結婚、出産を経て自分の身にもふりかかってきた現実。結婚前は想像もできなかったことが起こったら?
産後、女性は体も思考も変わります。それは赤ちゃんを産み育てるための本能。男性はいつまでたっても無邪気な少年の心を合わせ持つので、妻の変化を受け入れることができないどころか、置いていかれる焦りや寂しさを覚えます。
産後、夫婦仲が悪くなり、夫をどうしても受けつけない。離婚するべきか、本当にやり直せるのだろうか迷っているあなたへ。
離婚する?しない?それぞれにどんなメリット、デメリットがあるのかをみていきましょう。
目次
産後、夫が嫌いになった!?どうする?離婚のメリット、デメリット
離婚のメリット
- 心機一転、新たな人生を歩める
- 何でも自分一人の意思で決断決できる
- ストレスがなくなりイキイキと生活できる
心機一転、新たな人生を歩める
離婚のメリットは、何と言っても新たな人生を創造できるということ。自分を変えるべく環境ごと変えてしまう。そのためには覚悟は必要ですが、、、
なんでも自分一人の意思で決定できる
更に、何でも一人で決めることができる。結婚生活を続けていくには、相手に気を使うときだってあります。例えば、洋服一つ買うにも、夫のお給料で買うからには、プチプラで我慢しようとか、2枚欲しいけど1枚で我慢、、、とか。
金額も少し根が張るものになると、夫にお伺いを立てないといけない。その点、一人だと誰の気兼ねなく欲しいものを買えたり、決断が必要なことも誰の相談なしに決められます。
私の経験では、携帯電話の契約が夫の名義になっていると大変だな、と思ったことがあります。それは、両親が携帯をガラケーからスマホに乗り換えるというので、母を連れて携帯ショップに行った時のこと。
契約者がいかないと、委任状が必要なんですね。私の携帯は自分名義なので、子供の携帯の契約もその場ですぐできたんです。だから母の携帯もすぐ変更できると思っていました。ところが、契約者本人でない場合、手続きにめっちゃ時間がかかる。
当時、父が入院していて委任状にサインするにも病院まで行ったりして手こずりました。携帯の契約変更ひとつでこんなに時間がかかるなんて、夫婦ってめんどくさい、って思ったのを覚えています。(苦笑)
ストレスがなくなりイキイキと生活できる
一番大きな割合をしめるのが、夫ストレスがなくなり、夫婦のしがらみから解放されるので、自由に気楽に生活できるということ。私自身は離婚してから「いつまでも変わらないね」と言われるようになりました。
離婚のデメリット
- 子育てを一人で行わないといけない
- 常に経済的な不安がつきまとう
- 子供から父親をうばってしまう罪悪感がある
子育てを一人で行わないといけない
離婚すれば子育てを一人で行うことになるのですが、なんでも一人で決断できるというメリットがある反面、裏を返せば相談できる相手がいないということ。
子育てにおいて、決断を迫られることは意外と多いもの。その時に経験があることならまだしも、経験のないことも決めなければいけません。決めてから、本当にこの判断でよかったのか迷うことは私自身よくありました。
常に経済的な不安がつきまとう
離婚のデメリット、最も気になるのが経済的不安です。女性が男性のように働くのはとても難しい。しかも子育てをしながらなんて、とてもじゃないけど無理です。
仕事を頑張ろうと思うと子供と接する時間が短くなるし、弱音を吐く相手もいない。経験上、精神的にもかなりキツイです。
子供から父親を奪ってしまう罪悪感がある
妻にしてみれば嫌いになってしまった夫でも、子供からすれば大好きなパパです。これはよっぽどのひどい父親でない限り、間違いありません。
保育園や学校に入ると、父の日の行事があることもあります。(最近は母子家庭も増えて父の日の行事などしないところも多いですが。)そういう時には、心が痛みます。
産後、夫が嫌いになった!?を解消するには
一般的に産後クライシスは、子供が0歳〜2歳くらいの間に起こると言われています。授乳期が終わりにさしかかり、生理が始まる頃には、症状がおちつくことを考えると、早急に決断を下すのは、いかがなものでしょうか。
実際に、あの時期はなんだったんだろう?と思うくらい、簡単に終わってしまうこともあります。
まずは、離婚する、しないを決断する前に、夫婦仲改善に向けていろいろ試してみましょう。一番大事なのは、ケンカしてもいいのでお互いのこれからについて夫婦でしっかり話し合うこと。
案外、腹を割って話せば、お互い思いやりが足りていなかったり、思い違いをしていたことがわかることも。
以下の記事では、夫婦仲の改善策について詳しく書いていますので、ぜひ、読んでみてください。
妻が産後、夫が嫌いになったり、夫に対してイライラしたりするように、夫も妻を赤ちゃんに取られた気持ちになります。男性は寂しいと素直に言葉に現せないため、心無い言葉を浴びせてしまったり、態度に出てしまう。要するに表現は悪いですが、拗ねている一面もあるんです。
俺のことも見てほしい、、、と。
そう思ったら、ちょっと夫が可愛く思えてきませんか?
まとめ
離婚する?しない?を決めるより先に、夫婦仲改善に向けてできることはあります。お互い好きで結婚したのですから、離婚しないにこしたことはありません。
しかも、お子さんもいるのならなおのこと。家族が揃っているのは何より幸せで自然なこと。
産後クライシスが原因で夫が嫌いになる背景には、妻と夫のギャップがあります。このギャップに気づくには、夫婦で腹を割って話し合うことが大切。
まずは、家庭を子育てが健全にできる環境に整えていきましょう。いろいろ試して、それでも改善が難しいとなったら、その時また考えればいいのです。
最後までおつきあいいただきありがとうございます。