結婚するときは好きで好きでたまらなかった相手が、結婚するとイヤになったりするのはなぜでしょうか?
離婚の危機を修復するには、きっかけが必要です。いつの間にか変わってしまった相手。夫婦仲を修復したいと思っても、どうしていいかわからない。
そんな時には、夫婦の危機を修復するきっかけをみつけてみましょう。
目次
離婚の危機を修復する3つのきっかけとは
夫婦関係の修復には、次の3つのきっかけが効果的です。
- 相手を受け入れる
- 一緒に過ごす時間を増やす
- お互いに思っていることを伝える
どうですか?あなたはできていますか?
答えはNO、、ですよね。できていたら、離婚を考えて悩んだりしないのですから。ではひとつずつ解説していきましょう。
相手を受け入れる
人はわかってくれる人に飢えています。相手を受け入れるということは自分を受け入れることでもあります。
人は自分のことに同意してくれる人に好感を持ちます。相手に同意できる人は自分を信頼している人です。自分との信頼関係が築けていない人は、誰かと信頼関係を築くのは難しい。
要するに、自分を好きな人は相手のことも好きになれる、自分を嫌いな人が相手のことだけを好きになるのは難しいのです。
類は共を呼ぶと言いますが、同じ性質のもの同士が引き寄せあって夫婦になります。自分との信頼関係が築けている人は、パートナーとの信頼も築けます。
一緒に過ごす時間を増やす
相手を受け入れることと同様、同じ時間を共に過ごすことによって人は相手に共感を覚えます。といっても、ただ同じ空間に一緒にいるというだけではダメ。
一緒にいることで、喧嘩したりもしながら、お互いの信頼関係を築きあげていくことが大切。
学校で1年間共に過ごした仲間とクラス替えで離れがたくなるのと同じです。同じ時間を共有し、美味しいや、楽しいと言う感情を分かち合う。特に女性は共感、共有したい生き物なので、一緒に過ごす時間を増やすことは、夫婦関係の修復に効果的です。
お互いに思っていることを伝える
夫婦関係が冷え切っていると、会話が少なくなります。お互いのことが理解できていないから、夫婦の仲が冷めた上に会話しなくなることで更に関係が悪化、、、
そうならないためにも、相手への礼儀や思いやりはわきまえつつ、本音で話す。
話してみれば、意外にも相手のことを知っていたつもりになっていたり、自分の思い込みだけで悩んでいたことがわかります。
離婚の危機を乗り越えた夫婦の実例
ある夫婦の体験談
セックスレスで悩んで友達が、夫婦のコミュニケーションを改善したことがきっかけで子供を授かった実例を紹介します。
夫婦仲は悪くないけれど、、、
その夫婦は結婚して3年。妻はそろそろ子供がほしいと思っていました。でも、夫にその思いを伝えるどころか、セックスさえもしていない状態。
夫婦仲は悪くない。日常の会話もある。だけど肝心なことが言えない、そんな微妙な夫婦関係でした。
夫婦それぞれに仕事をしていて、夫は仕事、妻は趣味のマラソンに打ち込む毎日。今のママの夫婦関係で本当にいいのか、妻は悩んでいました。
この先、子供ができないのなら離婚も考えないといけないかも、そんな状態でした。
本音で話せないことが原因!?
ある日、お茶をしながらそんな悩みを打ち明けられた私は、こんな提案をしてみました。
旦那さんと一緒に旅行にいけば?
お互いが本音で話すことが足りていないと感じた私は、環境を変えることを提案しました。旅行じゃなくても、二人でホテルに泊まるとか、普段とシチュエーションを変えられればなんでもいい。
そして、子供がほしいからセックスがしたい、あなたが私を誘わない理由が知りたい、と伝えてみるようにアドバイスしました。
彼女は私のアドバイスどおりに、シチュエーションを変えることを実践しました。そこでわかったことは、、、?
夫婦のコミュニケーションが足りない、、、?
旦那さんとは、長い付き合いで結婚したせいか、一緒にいる時間が長すぎたのです。恋愛していた時には感じなかった安定を、結婚により手に入れてしまったため、核心をついたことを言うことに遠慮が出てしまった。
つまり、相手がどう思っているのか、今さら聞けなくなってしまった、と旦那さん。
夫は妻のことを嫌いになったり、愛していない訳ではなく、妻が恋愛相手から結婚して一緒に生活する相手に変わったことで、妻を誘うきっかけを失ってしまっただけだったのです。
結局は、お互い思っていることを口にすることができなくなっていた夫婦関係が原因。
このことがわかって、夫婦がきちんとこれからのことについて話し合った結果、彼女は見事、妊娠したのでした。
環境を変えたから、結果が変わったのではなく、環境を変えたことで、お互いが本音でぶつかることができたから、結果が変わったんです!
要するに、行動を変えたことが結果に繋がった、ということ。
恋人時代は色々話し合えていたことが、結婚して愛する人が生活の延長線上に当たり前にいるようになってしまったことで、わざわざ改めて向き合う必要がなくなってしまった。
一緒にいるから分かり合えているようなつもりになってしまった。
それが、普段と違う環境をあえて作り出したことで、恋人時代に戻ったような新鮮な感覚を取り戻せた。
そして、改めてお互いが素直な気持ちをぶつけあうことができた。
、、、ということなんですね。
まとめ
ケンカしていても、お互いが言いたいことを言い合っている間は健全。お互い思っていることが言えなくなった時、夫婦の関係は崩れます。
夫婦仲を修復するには、独りよがりではいけません。いかに相手を受け入れられるか、夫婦で本音で話し合っているか。
一緒にいてもお互い知っているようで、実は相手のことは知らないことだらけ。思っていることを態度ではなく言葉でしっかりと伝えることが大切です。
今日も最後までおつきあいいただきありがとうございます!