出産をきっかけに、夫婦関係がぎこちなくなってしまうということは、出産を経験した人なら、多くの人が一度は経験があるのではないでしょうか?
ですが、そのまま改善される人と改善されない人に分かれるのはなぜでしょうか?それは、夫婦がしっかりとお互いと向き合うことができるかどうか。
お互いがしっかりと向き合った上で、夫婦仲が以前よりよくなった、もしくは違う人生を歩む決断をした、といいのなら構いません。
お互いが向き合わずして、欲しい結果だけを求めようとするからうまくいかなくなるんです。
自分が見たいものを見るだけでなく、目を背けてきたものとも向き合うことが、結局は夫婦関係がうまくいく近道。
ということで、しっかりと、夫婦が向き合っていくための方法をお伝えしていきます。
夫婦関係が壊れる原因とは?
好きで結婚した相手なのに、なぜ心変わりするのでしょうか?あんなに好きだった相手が、嫌いになるのはなぜなのでしょうか?
結婚前は大好きだった相手。つかず離れずの距離が、良いところばかりを目立たせます。もしくは、好きな相手だから、良いところしか見ていません。
でも本当は、その反対側には違う一面(例えば、だらしがないなど)もあって、それが結婚することによって浮き彫りになります。
それが、女性のよく言う
結婚前は良いところしか見ていなかったため、急に性格が変わったかのように「こんな人じゃなかった」となるのですが、実は、もともとどちらの側面も持ち合わせていた、と言うことなんです。
好きな気持ちが大きければ大きほど、その反対側にある嫌いな部分も同じだけ大きくなる。
私達は1枚の紙の表と裏のようにプラスとマイナスの両方を持っています。しかも同じ大きさで。だから、プラスを大きくすれば、同じだけマイナスも大きくなるのです。それがある時ひっくり返ると、大好きだった人が大嫌いになってしまうのです。
これが、夫婦仲がうまくいかなくなる本当の原因。
では、一度壊れた夫婦関係を修復するのは不可能でしょうか?
いいえ、可能です。
夫婦関係を修復するための解決法として、これまでは、
- プラス思考で頑張る
- 相手は変えられないから、自分が変わる
などの方法がありました。これらの方法が効果がないとは言いませんが、効果のある人と、効果のない人に分かれることも事実。
夫婦関係が壊れるのは、相手ではなく、無意識に自分が自分を嫌っているから。
自分の存在を否定する、つまり自己否定しているから、相手から否定されるのです。
もともとプラス思考の人はプラスになりたいとは思いません。自分はマイナス思考だと無意識に思っているから、プラスになりたいと願います。
私達はプラスの面もマイナスの面も同じだけ持っているのです。どちらを認識しているかだけの違い。
だから、そもそもどちらが良くて、どちらが悪いということではありません。どちらもあるから、バランスが取れているのです。でも、ほとんどの人はそのことに気づいていません。
そして、マイナスを隠して、プラス思考で頑張ります。
でも、プラスを大きくすればするほど、反対側に同じ大きさでくっついているマイナスの面も大きくなり、プラス思考がもうこれ以上大きくなれない!!!となった時に、マイナスに反転するのです。
その証拠に、芸能界などでも、大活躍していた人が突然引退を余儀なくされたり、国民的スポーツ選手が麻薬に手を染めたり「うまくいってたのに、なんで?」と思うことはありますよね。
成功からの転落、、、なんていう話はよくあることです。
ですから、プラス思考だけで頑張るのは危険。なぜなら、これ以上進めないとなった時に反転するからです。このことは「陽極まれば陰になる、陰極まれば陽になる」と言われる陰陽五行説でも説明がつきます。
夫婦関係修復の解決法
夫婦関係を修復するのは、意外と簡単です。
好きがあれば、その反対側には嫌いもある。両方あってその人だと認められると、自然と夫婦仲もうまくいくようになります。
うまくいかないからと言って、無理に相手をこちらに振り向かせようとしたりするのは逆効果。
夫婦仲がうまくいかないから、うまくいくようになりたい。
これは、もともとがうまくいかないというところにフォーカスしているので、どれだけプラス思考で頑張っても、いずれまた元に引き戻されてしまいます。
お金持ちがお金が欲しいと思わないように(これはすでにもっているからです)、うまくいっている人は、うまくいくようになりたいとは思わないのです。
つまり、問題を解決しようとして、執着すればするほどうまくいかなくなるということ。一番良いのは、問題に執着しないこと。
すなわち、こだわりや執着を手放すことです。
あなたは、今まで無理したり、我慢していたことはありませんか?
もし、今、余命3ヶ月と言われたら、一番やりたいことはなんですか?
人間は、明日があると思っているから、無意識のうちに本当にやりたいことを後回しにしています。
〇〇だからできないという枠を取り払って、本当にあなたがやりたいことだけを選択すること。
これが、夫婦関係を修復するための解決法です。
夫婦仲修復のためのおすすめの神社
困ったときの神頼み、、、とはよく言ったものですが、実は神様はお願いするところではありません。今の状態にしてくださって「ありがとうございます」と感謝を伝えるのです。
神様には「〇〇になりますように」とお願いするのはNG。今の状態がどうかに関わらず、「夫婦円満にしてくれてありがとうございます。」と感謝を伝えましょう。
まとめ
好きの反対側には同じだけの嫌いがある。結婚する前は大好きだった人が、結婚すると嫌いになるのには、この原理が働いています。
では、夫婦関係を修復するのは不可能かといえば、そうではありません。
磁石のN極とS極のように、どちらもあってバランスを取っていることを知ること。
表と裏にある相反する一面が、それぞれを補い合っていることを知ること。プラスもマイナスもどちらもある。
このことを理解することが、夫婦仲修復のコツ。そのためには、執着を手放すことが重要です。
今日も最後までおつきあいいただきありがとうございます。