夫婦は長い年月の間にライフスタイルが変わると共に、夫婦の関係も変化していきます。結婚後、初めてのライフスタイルの変化と言えば、出産になるのではないでしょうか?
特に産後は、新しい家族も増え、ライフスタイルが急激に変わるため、セックスレスになりやすい時期。
産後のレスがきっかけで産後クライシスになる人もいます。
また、二人目、三人目がほしいけど、なかなかできないという方の中にも、産後レスの悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?
今日は、産後レス(産後のセックスレス)の原因と解消方法を一緒に考えてみましょう。
産後レスになる理由
産後レスの原因はどんなものがあるのでしょうか?
夫側の原因
- 男と女ではなく父と母になってしまった
- 急激な体型の変化に戸惑う
- セックスの誘いを断られたことがきっかけで傷ついた
- 産後、膣が緩くなり快感を得にくい
- 積極的に誘われるとかえってしたくなくなる
妻側の原因
- 家事、育児に夫の協力が得にくいため不満がある
- 産後のホルモンのバランスで性欲がなくなってしまった
- 性欲より睡眠欲の方が勝ってします
- 帝王切開や会陰切開の傷が気になる
- セックスの誘いを断られたことがきっかけで傷ついた
こうやってみてみると、特にこれといった決め手はなく、なんとなくできた小さな夫婦のすれ違いや思い込みが積み重なって、産後レスを生み出しているようです。
産後、レスを予防するには
やはり、一番は夫婦がお互いになんでも言い合える仲でいるということ。産後レスの夫婦の特徴として、夫婦のコミュニケーションがうまく取れていない、といことが挙げられます。
どんな子育てがしたいのか、何を手伝って欲しいのか、どんなことに困っているのか、など、お互いの悩みを共有したり、夫婦で話し合う時間を大切にしている夫婦は、産後レスには悩むことはありません。
夫婦はいいことも、悪いことも、お互いに受け入れられることが大切。
特に男性は、駆け引きされたり、計算高い行動を嫌います。上記の産後レスの夫側の原因にも「積極的に誘われるとしたくなくなる」と言う声もあるように、女性よりも男性の方が、気持ちの面では繊細。
私も、夫の気を引こうとして、大失敗した経験が、、、
それは、夫婦の関係がギクシャクしはじめた頃でした。当時の私は、ストレスをためこみ、夫に言いたいことが言えませんでした。
ある時、なんとか自分の気持ちを理解して欲しい一心で、上の子を連れて、プチ家出を決行しました。家出をすれば、心配して探しに来てくれると思ったのです。
結果、どうなったかと言うと、、、
探してくれるどころが、連絡すらありませんでした。家出をすれば夫が心配してくれる、そこまで思いつめていたのかと、自分の行動を反省してくれると思っていました。
しかし、それは幻想。テレビドラマの見過ぎでした。(苦笑)
現実はそんなに甘くなかった。その時に思い知ったんです。駆け引きではダメなんだと、、、
夫婦は、時にぶつかることがあっても、お互いの意見を尊重しながら話し合うことが大事だと言うことに気がついた、苦い思い出です。
- 夫の気持ちを試すような駆け引きは、かえって夫婦仲をこじらすことに
産後レスの解消方法
産後レスを解消するには、何度も言うように、夫婦のコミュニケーションをしっかり取ることが大切。
あなたは、どうですか?夫ときちんと子供のこと、夫婦のこと、自分のこと、何でも言い合える仲ですか?
もし、夫婦の仲がうまくいってないな、と感じるのなら、早めの対処が必要です。
産後レス解消のポイント
- 夫婦のスキンシップを忘れない
- お互いの気持ちを伝え合う、会話をする、悩みを共有する
- 夫婦で寝室をわけない
- 相手に対する思いやりの心を忘れない
- 女性としての身だしなみを大切にする
母子同室が夫婦のレスを加速する!?
日本では、赤ちゃんが生まれたら、母と子が一緒に寝るのは普通。それは、小学生になるまで続きます。
でも、その良い習慣が、産後レスを助長するとも言われています。海外では、赤ちゃんは別室で、ぬいぐるみと寝るのが普通。ぬいぐるみ=一人寝をサポートするためのツールと考えられていて、添い寝するためのぬいぐるみを子供にプレゼントする習慣もあるとか。
夫婦が寝室を共にする方が、自然なカタチでスキンシップが取りやすい。夫婦別室は、夫婦のスキンシップの妨げにもなります。
男性も女性も、誘ったら断られたことが原因で、産後レスになる人は多い。そうなると、お互いにどうしたいのか、話し合うきっかけすら失ってしまいます。
自然と夜の行為へ移れる環境を作っていきましょう。
まとめ
産後レスを防ぐには、夫婦のコミュニケーションが大切。お互いに悩みを共有し、しっかり話し合うこと。
子供が生まれたことによる、ライフスタイルの変化は大きい。男と女から、パパとママになり、体型の変化や気持ちの変化で、妻を女性としてみられなくなる夫も少なくない。
女性は、日々の言動、行動で夫を萎えさせていないか、女性らしい可愛さを忘れていないか、気を配ることも必要。
夫婦のコミュニケーションがうまく行くには、お互いを思いやる気持ちを忘れずに、産後レスを解消していきましょう!
今日も最後までおつきあいいただきありがとうございます。