ママが離婚を考えるのはどんな時でしょうか?そして、実際に離婚に踏み切った場合のママが抱えるリスクとは?
産後、急速に夫婦の仲が冷え込む産後クライシス。
出産後、主に2〜3年の間に起こる現象ですが、その辛さや夫に対する態度の変化から離婚に発展してしまうことも少なくありません。
でも、時期がくれば産後クライシスは落ちつくことを知っていたら?
やっぱり、離婚したくなかった。。。そう思う前に知っておきたい離婚のリスクについて考えてみましょう。
目次
産後クライシス、離婚で後悔する3つの理由
では、産後クライシスが原因で離婚してしまう夫婦にとって、これを知っていれば離婚を避けることができたのに、と思うこととは何でしょうか?
もっと話し合っておくべきだった
離婚するときにはわからないのですが、理由が何であれ離婚経験者にとって一度は振り返って考えること(後悔していても、後悔していなくても)
それは。。。もっと話し合っておくべきだったかもしれない
ということです。
これは本当に離婚する前はわかりません。なぜなら、離婚する時は離婚したいボルテージが最高潮に達した時だから。
でも、少し時間がたつと冷静になって考えられるようになります。それは、時間がたつことによって、相手のこと、自分自身のことを客観的に見ることができるようになるからです。
産後クライシスが原因で離婚を切り出された場合、ホルモンの変化によるイライラや産後ママの夫への態度の変化が引き金になるため、クライシス期を過ぎた頃、イライラもおちついて感情の起伏がおだやかになってきた時に「なんでこうなってしまったんだろう?」と後悔します。
もともとは愛し合っていた同士、相手が変わったように見えたのは、産後クライシスという現象のせいで、そもそもの人格や人間性が変わってしまったわけではないのです。
冷静になった時、もっと自分の気持ちを伝えておくべきだった、夫に協力してほしいことを話し合うべきだった。
そう思っても、離婚した後ではもう遅いのです。
子供の成長とともに状況が変わることに気づかなかった
当たり前のことですが、子供は日々成長しています。
今の大変な状況がずっと続くわけではありません。そして、子供の成長とともに悩みの質も変わっていきます。
その悩みの大きさは月齢と比例すると言っても過言ではありません。
どういうことかというと、年齢が小さいほど悩みは小さく、大きくなるにつれて悩みも大きくなるということ。
(現在、17歳と20歳の子供を絶賛子育て中のうさママ。。。体や心の成長について悩んでいた時のことを懐かしく思い出します。子供が大きくなった今、そんな可愛い悩みは何処へやら。もはやお金の悩みしかありません。爆)
当たり前のことですが、赤ちゃんはずっと赤ちゃんのままではありません。おっぱいは卒業し、言葉を発し、歩くようになります。
そうなったときには産後ママのイライラや辛い症状はどこかにいっているはず。赤ちゃんの成長とともに、生活環境も変化し、育児にも慣れて、精神的にも体力的にも安定して来るのです。
産後クライシスの症状があるときは、いつまでもその状態が続くと思いがち。夫婦がお互いの気持ちを理解していなければなおのこと。
その辛さに夫は耐えきれず、妻は妻で離婚を受け入れるしか手段がないと思い混み、ねをあげてしまうのです。
経済的な不安
経済的な不安というのは、夫婦で生活していてもつきまとうもの。ましてやシングルとなったら余計です。
子供を一人で育てていく不安に加え、子育てをしながら仕事をすることへの不安。
私も経験したうちの一人ですが、特に専業で子育てしていたママは社会復帰することの厳しさを痛感するはず。あなたが思っている以上に甘いものではありません。
子育てをしている間にOL時代とビジネス環境は変化し、浦島太郎状態。
それに加え、突発的な子供の発熱や病気。
仕事をこなしながら子供には一人で対処していかなければならない上、表向きには子育てサポートの充実をうたっている企業でも、現実はシングルママが仕事をしていくことを理解してサポートしてくれる職場は少ないです。
更に、子供を育てながら男性と同等の収入を女性が得ることは正直難しい。私も離婚した当初は、昼間の仕事に加え、早朝の新聞配達のバイトをしていました。
睡眠時間平均4時間で年中ほぼ無休。
お金を稼ぐために、子供との時間を犠牲にして働きました。
貧しくても楽しい母子生活!を望むのであれば問題ありませんが、常に経済の不安が付きまといます。そして、今よりも生活の質が下がることは確かです。
産後クライシス、離婚を回避するためにはどうすればいい?
産後クライシスで後悔してしまうリスクはわかった。じゃあ、どうすればいいの?と思ったあなた。
ズバリ!男性と女性の価値観の違いを知ることです。それによって、夫婦のコミュニケーションが変わります。夫婦のコミュニケーションが変われば、産後クライシスによる悪循環を絶って、良い流れを作ることができます。
あれ?今変わるって言いませんでした?
そう、夫婦のコミュニケーションを意図的に変えていくのです。
その結果、夫は育児に協力的になり、妻は夫を認められるようになります。
長くなりそうなので、続きは次回お伝えしますね。
まとめ
今回は産後クライシスが原因で離婚となる前に考えたい3つのことについてお伝えしました。
ピンチはチャンス!と言いますが、産後クライシスは夫婦にとってまさにチャンス。この危機を乗り越えた先には、明るい未来が待っています。
ピンチをチャンスに変える具体的なコミュニケケーション術については、
でお伝えします!
今日も最後までおつきあいいただき、ありがとうございました。