産後のイライラが辛い、夫に当たってしまう、このイライラ薬で解決できいの?授乳中でも飲める薬はある?
そう思ったことありませんか?
産後クライシスなら、しばらく立てば治ることはわかっている、でもやっぱり今が辛い。少しでも楽になるなら薬にでも頼りたい。
そんなあなたに、産後のホルモンバランスから起こる症状を和らげるのに最適な薬、サプリメントを紹介します!
目次
産後イライラの原因、薬で解消できる?
産後イライラの原因
赤ちゃんを母乳で育てている女性は、攻撃性が通常より2倍上がるという海外のデータがあります。
いわば、子供を守るための本能。それに加え、産前、産後で赤ちゃんを育てるためにホルモンのバランスが急激に低下します。
出産による体力の消耗、体調の変化、環境の変化でママは心身共に疲れています。それがイライラを引き起こす原因。
血の道症
月経,妊娠,産後,更年期など女性のホルモンの変動に伴って現れる精神神経症状お よび身体症状のことである。
血の道症(ちのみちしょう)は東洋医学での呼び方。
人間の生命活動に必要なのが気・血・水
- 気・・・エネルギー(体の各機能を動かす。血液や水分の流れをスムーズにし新品代謝を促す働き)
- 血・・・血液(健康維持の為に全身に運び老廃物を回収する働き)
- 水・・・体液(体内の水分。体全体を潤し、体内を循環して体温調節や関節の働きを滑らかにする働き)
これがバランスよく保たれた状態が健康であると言う考え方です。
婦人科系の不調は、主に血の影響を受けやすいと言うことから「血の道症」と名付けられました。
妊娠、出産で大量に血を消費するため、出産直後は血が不足します。母乳も血液から作られる為、更に血液不足に。
血は体に栄養素を送るだけでなく、精神も安定させる働きがある為、血が不足すると精神状態がゆるぎがちになり、怒りっぽくなったり不安感を引き起こす原因にも。
更に血が不足することで気が余り、過剰な気はオーバーヒートしイライラを引き起こします。
西洋医学では、症状が発症してから治療を行いますが、東洋医学は、病気になる前に対処すると言う考え方。
食療法や漢方、針治療などを行い気・血・水のバランスを整え症状緩和を目指します。
隠れ貧血を疑え
隠れ貧血とは、、、血液中のヘモグロビンの濃度が基準値より低く、再検査や精密検査を必要とする場合「鉄欠乏性貧血」と言う。健康診断などで貧血と診断されなくても貧血の症状がある場合、「潜在性鉄欠乏性貧血」と言い、これが「隠れ貧血」である。
イライラの原因の一つに隠れ貧血も考えられます。ヘモグロビンとは体内の酸素の運び屋。このヘモグロビンが血液中に多くあると、十分な酸素が送り込まれるため、貧血にはなりません。
一方、血液中にヘモグロビンが少ないと、酸素が十分に取り込まれず体が酸欠状態になります。これが貧血。
隠れ貧血はヘモグロビンの量が正常でも貧血と同じような症状が起こります。これは体内の貯蔵鉄が不足していることが原因。
以下の症状がある場合、隠れ貧血を疑いましょう。
- 体がダルい
- 疲れやすい
- 階段で息切れがする
- 爪が割れやすい
- 髪の毛にツヤがなくなった
- 風邪をひきやすくなった
隠れ貧血の人は、脳内の神経伝達物質も不足するため、落ち込んだり、イライラの原因にもつながります。
これらの症状が気になったら、鉄剤を飲んで鉄分摂取を心がけましょう。
産後のイライラ解消!薬&サプリ4選
産後のイライラを沈める授乳中でも安心して飲める薬、サプリメントを紹介します!
1、ルナベリー
欧州で取れるハーブチェストベリー配合のサプリメント。女性特有のモヤモヤ、イライラを解消する成分が含まれています。サプリなので、副作用の心配がなく授乳中でも安心。
2、DHAサプリ
赤ちゃん、産前産後のママの体に必要な栄養素を補うサプリ。DHAとは青魚に含まれるサラサラ成分でオメガ3脂肪酸と呼ばれています。月のリズムや体の巡りを整える働きがあります。赤ちゃんの成長に必要な栄養素なので、母子ともに健全を目指したいあなたに。
3、ツムラ抑肝散(ヨクカンサン)
イライラを抑える漢方薬。元々は子供の夜泣きやかんしゃくに使われていた薬で、現在は大人の神経症状にも使われています。
怒りっぽい、興奮しやすい、イライラするなどの症状に。
4、ハーブティ
ハーブティには精神を落ち着かせる効果があります。お医者さんに行くのは気がひける、薬に抵抗がある、などの場合、授乳中にも優しいノンカフェインのハーブティがおすすめ。
- 感情がコントロールできない時には、イライラ解消に役立つカモミール
- 疲労回復にはビタミンを多く含むオレンジピール
- リラックス効果の高いシソ
これらをバランスよく配合したものを選んでも。
まとめ
産後のイライラを緩和する薬やサプリメントはあります。辛い時は我慢せずに、これらを上手に活用しましょう。
とはいえ、授乳中にママの体や赤ちゃんに影響のある薬は飲めません。婦人科でも処方されている漢方やサプリメントを選んで!
もちろん、症状が深刻な場合は、早めに専門家に相談してくださいね。
今日も最後までおつきあいいただきありがとうございます。