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ガルガル期が終わらない!?実親でさえも抵抗感をもつ産後女性の本能とは

クライシスうさ
クライシスうさ
赤ちゃんを誰かに抱かれるのがすごく不安に感じる時があるんだよね、、、

イケダン
イケダン
え?なんで?

ガルガル期という言葉を聞いたことはありますか?ガルガル期とは、産後の女性の状態のことを動物に例えて表現しています。

では、ガルガル期とは、一体どんな症状のことをいうのでしょうか?

 

一緒にガルガル期について理解を深めていきましょう。

 

ガルガル期はなぜ起こる?

ガルガル期とは

ガルガル期とは、動物が赤ちゃんを守るときに「ガルルルルル」と相手を威嚇する様を表現しています。

産後の女性は、動物的な本能が働き、赤ちゃんを外敵から守るために、攻撃性が上がります。

その状態のことを、動物が敵を威嚇する「ガルルルルル」という言葉をとってガルガル期と読んでいます。

 

ガルガル期の原因

ガルガル期の原因はホルモンのバランスが影響しています。

産後は、陣痛を促進したり、母乳を分泌するため、幸せホルモンとも呼ばれているオキシトシンの量が増えます。

このオキシトシンは、分泌しすぎることによって、保護感情が増幅され攻撃性が上がります。

一方で、出産と同時にエストロゲンという卵胞ホルモンと、プロゲステロンという黄体ホルモンが一気に減少します。

この黄体ホルモンはイライラの原因で、ひどくなるとPMS(生理前症候群)になり、腰痛、腹痛、頭痛などの体に症状が現れるほか、精神的に不安定になりやすくなります。

このように、女性ホルモンが出産により増えたり減ったりすることで、女性の体はバランスを崩しやすくなるのです。

それに加え、産後のママの体のケア不足も原因の一つです。

 

ガルガル期はいつまで?どんな状態?

ガルガル期は、生理が始まり授乳が終わる産後半年〜1年ほどでおさまります。

この間は、精神的に不安定になったり、イライラしたりすることが増えます。姑や実母でも赤ちゃんを抱っこされることに不安を感じることも、、、

先ほども、赤ちゃんを外敵から守る動物的な本能と言いましたが、まさに、赤ちゃんを人に取られるという感情が湧きやすいのが特徴です。

 

ガルガル期は終わらないの?

感じ方には個人差がある

ガルガル期に終わりはあります。ですが、感じ方は人それぞれ。なかなか終わらないと感じ人もいますし、そもそもガルガル期がない人もいます。

一般的には生理が始まり授乳がおわる、産後半年〜1年くらいの間には、ホルモンのバランスが整い始めると、ガルガル期も次第に落ち着くでしょう。

 

ガルガル期を乗り越えるには?

1、夫と話し合う

きちんと夫に産後の女性の体の変化を知ってもらうように努めましょう。一番簡単な方法は、産前の父親学級などに積極的に参加してもらうこと。

夫婦2人で赤ちゃんを迎える準備をしていきましょう。父親学級なら、他のパパさんも参加していたり、直接助産師さんに質問もできるので、一緒に学ぶには最適。

産後の育児協力を得られるように、二人でしっかりと産後の役割分担について話し合いましょう。

もし、そのような機会がない場合は、夫に産後の女性の体の変化について理解してもらえるように、いつも以上にコミュニケーションを増やしていきましょう。

 

2、客観的な視点を持つ

イライラや不安に思っていることをノートに書き出してみましょう。ノートに書き出すことで、漠然としていた不安や不満を客観的に見ることができます。

何が不安に思っているのか、自分自身と向き合うことをしてみましょう。

問題にハマっているときは、客観的に見ることは難しいのですが、一旦ノートに書き出すことによって、物事を俯瞰(高いところから見下ろすこと)して見ることで落ち着きを取り戻すことができます。

さらに、書いたものを見ることで冷静に物事を判断できるようになるのです。

 

3、家事サービスを利用する

産後は家事、育児が完璧にできなくてもOK。時には手を抜いたって構いません。今は、いろんな家事サービスが充実しているので、時間をお金で買うという選択肢も視野に入れて!

心や体が疲れてしまっては、健全に子供を育てることができません。ママは家庭の太陽でないといけない。いつもサンサンと家族を照らして明るくするのが母親の存在。

そうあるために、疲れたら休みましょう。家事サービスを利用したり、家族の協力を求めましょう。

 

まとめ

ガルガル期とは、赤ちゃんを外敵から守る女性の本能。動物が「ガルルルル」と威嚇して敵から守る様子からガルガル期と呼ばれてます。

原因は産後の女性ホルモンのバランスの乱れや産後のママのケア不足。それらによって、攻撃性が上がり、イライライしたり情緒不安定になりやすく、時には誰かに赤かちゃんを抱っこされることが嫌になることも。

ガルガル期の感じ方は人それぞれですが、終わらないということはありません。産後の体が回復すれば、いつか終わりがくるのです。

解決するには、夫婦で産後の女性の状況についてしっかりと話し合い理解すること、不安や不満をノートに書き出して客観的に見ること、時には家事サービスや家族の協力を得てゆっくり休むことも必要です。

 

今日も最後までおつきあいいただきありがとうございます。

 

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