もともと愛しあって結婚した夫婦。
結婚するときの「病めるときも、健やかなるときも」という誓いの言葉とはうらはらに、わずか数年で我慢ができなくなくなるほど夫婦仲が冷めきってしまうのはなぜでしょうか?
- 最近夫との関係がよくない
- 夫の気持ちがわからない
- すでに夫婦関係が冷え切っていて改善の糸口が見つからない
、、、というあなた。夫婦関係を改善するきっかけをつかむには?
夫婦仲が悪い原因とは?
夫の給料が上がらない
一緒にいて楽しいか、この人となら一生添い遂げいてけるイメージができるかどうか、頑張っている彼の夢を応援したい!
女性は共感の生き物なので、結婚を決める時には、彼の給料が安いことはさほど気にはなりません。
ですが、結婚すれば生活が伴いますので、一気に現実を突きつけられます。子供を産めばなおのこと。子供の養育にお金はかかりますし、お金をかけたいのが親心。
ところが、肝心の夫の給料はなかなか上がらない。
この厳しい社会情勢の中で、簡単に給料を上げてくれる会社などありません。売り上げは上がっても利益が出ている企業が少ないからです。
パパも妻のため、子供のため頑張って働いてはいるものの、なかなか成果につながらなかったり、成果は出ても自己アピールがうまくなかったりして会社に認めてもらえない。
能力制度を取り入れている会社でも、実際には今のレベルより更に高いレベルでの評価を求められるため、給料は上がりにくいと言われています。
子育てを頑張っているママが、息抜きにたまにはおしゃれをして出かけたい!と思っても、子供のオムツやミルクにお金がかかれば、自分のことは後回しにしてでも、子供にお金を使います。
平日のワンオペ育児に働き盛りの夫の激務。その結果、ママはストレスがたまり、そのストレスのはけ口として夫の給料が上がらないことにフォーカスし始める。
パパは給料が上がらないことは自分ではどうしようもないため、そこを責められても「俺だって頑張っている」としか言いようがありません。
出産をきっかけに夫婦の会話が減った
夫婦だけの時は、1対1のコミュニケーションでお互いに意識を向けられたのが、子供が産まれると、赤ちゃんとママの関係が密接になるため、夫は疎外感や寂しいという感情に支配されます。
出産後、ママは子供を育てるモードに入ります。これは女性の本能。夫にとっては「僕の妻」だったのが、赤ちゃんが産まれると「僕の妻」から「子供の母親」に変わります。
ナンバーワンになりたい男性の脳は、子供でさえも嫉妬するのです。僕のことも見てほしい、と。
そして、妻に愛されていないと感じた夫は、仕事、趣味、他の女性など、妻以外の何かに向かいます。
でも、妻は夫のことをないがしろにしている意識は全くなく、子供を育てるという使命を成し遂げるため、赤ちゃんを育てるために頑張ります。
そもそも、夫の子供を産んだわけですから、夫も子供も大切。
ママにしてみれば、手をかけてあげることが必要な赤ちゃんのことを優先させるのは当たり前のこと。夫はそれを理解してくれていると思っています。
夫はそんなことは知らずに、勝手な思いこみで寂しさを募らせ、諦める。そして、少しずつ夫婦での会話が減っていくのです。
セックスレス
出産後、女性が子供を育てるモードに入るのは、先ほどもお伝えした通り。
更に、おっぱいを出すホルモンが優勢になるため、生理が再開される頃までは、性欲が減退します。産後クライシスで夫に触れられるのが嫌になるのも、女性の子供を守る本能の仕業。
一方、男性は子孫を残す本能が働くため、ママの性欲に関係なく、常に頭の中にはSEXしたい欲求があります。
ですが、ママの出産前後の体型の変化によって、男性の性欲が減退することもあります。それは、男性は種を残すという役割を担うため、女性のホルモンの分泌に無意識の刺激をうます。
男性が女性のくびれた腰や豊満なバスト、セクシーなヒップに目が行くのは生殖本能。
「峰不二子」のような体型が本能的に好きな男性は、女性の魅力を容姿に求めるため、ママの産後の体型がぽっちゃりしてしまったり、くびれがなくなってしまった姿にがっかりするのです。
子供を育てる本能でSEXしたくないママと、常に頭の中のSEXの締める割合が大きいパパ。そんな男女の違いが出産をきっかけにセックスレスを引き起こす原因となります。
まとめ
産後の夫婦仲がうまくいかない原因は様々ですが、その多くはちょっとしたボタンの掛け違いが積み重なって起こるもの。
気づいた時には遅かった、とならないように早めの改善が必要です。
まだまだ今からでも遅くありません。相手を思いやる気持ちと少し意識を変えるだけで今の状況を改善することは可能です。
長くなりそうなので、具体的な改善策については、夫婦仲が悪い!?うまくいかない原因と改善するきっかけをつかむには②でお伝えします!
今日も最後までおつきあいいただきありがとうございます。