産後のコミュニケーションが夫婦仲に影響するというのは本当でしょうか?
結論から言いますと、産後のコミュニケーションはその長さによって夫婦円満かどうかが決まると言われています。
ではなぜ産後のコミュニケーションが少ないことで女性が悩むのでしょうか?その理由と背景について 解説していきます。
目次
産後スキンシップがない原因とは
育児の協力者がいない
育児の協力者がおらず一人で頑張る状態のことをワンオペ育児と呼ばれています。
なぜワンオペ育児か起こるのか?それは夫婦のコミュニケーション不足とも言えます。
仕事が忙しいことを理由に妻の話を聞こうとしない夫、家事や育児に協力できない古風な夫がまだまだ多く、イクメンと言う言葉がもてはやされている反面、夫婦のコミュニケーション不足によるワンオペ育児に不満を抱えているママが多いのが現状です。
イクメンとは、、、世間一般に子育てを積極的に楽しむ男性のこと
立ち会い出産の影響
男性はどこか女性を神秘的なものとしてとらえている人も少なくなく立ち会い出産によって妻のことを女性として見られなくなるパターンもあります。
女性はどこか謎めいた部分を残しておいたほうか男性の 本能をくすぐるものなのかもしれません。
立ち会い出産で妻と感動を分かち合うのは素敵なことですが、実際に出産とは壮絶なもの。女性も命がけで子供を産むのですからなりふり構っていられません。夫が望む場合はいいですが、夫が嫌だと言うのに立ち会い出産を強要することはお勧めできません。
お互いの性格をよく見極めた上で立ち会い出産をしないと言う選択肢もあることを知っておきましょう。
女性ホルモンの影響
産後女性のホルモンは大きく変化します。理由もなくイライラしたり、攻撃的になったり、性欲が減退したりするのはホルモンの影響を大きく受けています。
産後女性ホルモンが変化するのは、生理的な現象で、産後のママは外的から子供を守るため子育て中心の生活ができるような体の仕組みになっています。夜寝られないのも、産後の授乳に対応するため深い睡眠が取れないようになっているのです。
これらのことがきっかけで、夫よりも子供優先になったり、夫のことが一時的に嫌になったりすることがあります。時間と共に元に戻るので、夫に対して愛情がなくなったわけではなく、子供を育てるための本能ですから心配することはありません。
産後クライシス、夫からの愛情を感じないときには
基本的な挨拶や労いの言葉を忘れない
おはよう、おかえり、ありがとう、ごめんなさいが言える。当たり前のことですがこの当たり前のことが夫婦になると忘れがちになります。
なぜなら、恋人時代と違って、夫婦になることでお互いにだんだんと遠慮がなくなるから。
1日がどんな1日になるかは言葉によって左右されます。ポジティブな言葉で相手を気持ちよくさせるのか、それとも言わなくてもわかるでしょ?と当たり前のコミュニケーションをおざなりにするのか。
自分に置き換えてみれば、前者の方がいいのはわかりますよね?逆にどんな言葉だったら自分が1日を幸せに過ごせるかどうか考えてみるといいかも。
親しき仲にも礼儀ありというように、毎日一緒に過ごす中だからこそ言葉のコミュニケーションは重要です。
また仕事をして当たり前、家事をして当たり前、となるとお互いに認められているかどうか不安になります。当たり前のことを当たり前にできる日常に感謝する。
例えば事故や災害などで当たり前のことが当たり前にできなくなった時、人は初めて当たり前だと思っていたことが実は当たり前ではなかったことに気づきます。
もしも夫の仕事がなくなってしまったら、妻が家事や育児を放棄してしまったら、と考えてみてください。きっと大変なことになってしまいますよね。
だからこそ相手をねぎらう言葉を大切にしましょう。
身だしなみに気を配る
夫婦になると相手に見られている意識が減ります。また家事や育児に追われおしゃれに気をつかう余裕がないときもあります。だからといって、ノーメイクでジャージ姿では夫も妻を女性として扱う気持ちになれません。
逆に言えば、女性も男性が太ってしまったり髪の毛が薄くなってしまったりすることで幻滅するということもあるでしょう。
夫婦といえど見た目に関してもお互いに最低限の気遣いは必要です。忙しい毎日でも女性としての身だしなみを忘れないことは大切。
自分自身もおしゃれをしたりメイクをすることで気持ちが豊かになります。
夫婦の時間を大切にする
産後はどうしても子供中心の生活になってしまうため会話も子供のことが中心になります。時には夫婦二人で子供の事以外の話をしてみましょう。
仕事のことや将来のこと、二人でじっくりと話ができる時間を持ったり、たまには非日常空間に身を置くことで恋人時代のような感覚を思い出す。
時には子供を実家に預けるなどして、カフェでお茶をしたり、二人きりの外食や、思い切って日帰り旅行をしてみたりと、夫婦の時間を楽しみましょう。
スキンシップを忘れない
夫婦にとってスキンシップはとても重要です。最近はセックスレスの夫婦も多いですが、セックスは生殖行為や性欲を発散するためだけのものではなく身体的精神的にも充足感や満足感を得るために必要なもの。
特に女性はセックスがないと女性として見られていないのではないかと不安になります。その不安がイライラにつながり、夫婦仲をこじらせることにもなりかねません。
また、子供ができると夫婦別室になる家庭が多いですが、夫婦は同じ寝室で寝るべき。夫婦別室がセックスレスを増長させているとも言えるのです。
特に男性は二人目のタイミングなどでセックスを強要されたり義務になってしまうとしらけてしまうので、 自然な形でスキンシップできるのがベスト。
ハグや手を繋ぐことはもちろん、疲れた体をマッサージするなどして日頃からスキンシップを意識しましょう。
まとめ
夫婦円満の秘訣は夫婦のコミュニケーションの長さと直結します。1日の夫婦の会話が30分以上続く夫婦はラブラブだというデータも。
親しき仲にも礼儀あり、使う言葉によってその日1日を気持ちよく過ごせるかどうかはあなた次第。自分に置き換えてどんな言葉を使えばポジティブに生活できるかかんがえましょう。
夫婦といえど、男性として女性として、身だしなみには気を配ることは大切。女性はメイクやファッションで気持ちが豊かにもなります。常に女性としての身だしなみを意識して。
精神的な満足感や充足感を得るためにも夫婦のスキンシップは重要。ただし強要されると男性はしらけてしまうため自然な形に持っていくことがベストです。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございます。