妊娠 出産

妊娠中ママのストレスが赤ちゃんに与える影響とストレス発散のコツとは?

妊娠中のママのイライラが赤ちゃんに影響するかどうかママにとっては悩ましいところ。実際に妊娠中のママのイライラがお腹の赤ちゃんにどんな影響を与えるのか、またその対策はあるのでしょうか?

 

結論から言いますと妊娠中のママのイライラは赤ちゃんにも影響します。

 

しかし、それはよほどひどいストレスの場合。妊娠中のイライラは誰もが通る道。多くのママは乗り越えてきているし、赤ちゃんに影響があるかもしれないと心配することによってストレスが溜まるのは本末転倒。

 

だから心配はいらないのですが、ママがストレスを溜め込みすぎないためにも、ママのストレスが赤ちゃんに与える影響について一緒に考えていきましょう。

 

ママのストレスが与える赤ちゃんへの影響

抗ストレスホルモンが増える

抗ストレスホルモンとはコルチゾールと言ってストレスを感じた時に副官から作られる物質です。これが増えることによってストレスを感じると言われています。

 

切迫早産のリスク

ママが妊娠中抱えるリスクとして早産があります。

早産は妊娠の22週から37週未満に起こる現象のことで、予定より早く赤ちゃんが生まれてしまうことを指します。切迫早産とは早産になる一歩手前の状態のことです。

症状としては腹部痛、出血する、破水するなど。

ママの過度なストレスは切迫早産の原因の一つにもなりうると言えます。

 

赤ちゃんの体重減少

ストレスを感じると外敵から身を守るためアドレナリンが放出されます。すると、血液の循環の優先順位が代わり、心臓や脳などの大事なものから先に血液が送られるようになります。

そのため、それ以外の器官の血液循環は後回しになります。子宮もそのうちの一つ。アドレナリンが放出された時の血液循環の優先順位が低くなるのです。

血液が十分に送られないことで栄養不足になり赤ちゃんの体重が減少してしまうというわけです。

 

夜泣きが起こりやすい

ママのストレスが赤ちゃんに伝わると夜泣きが起こりやすいと言われています。ある研究によると 妊娠中の過度のストレスは産後の赤ちゃんが不安を抱えやすいと言う結果が。

 

アレルギー疾患や喘息のリスク

妊娠中の過度のストレスは アレルギー疾患や喘息になりやすいとも言われています。 注意欠如や多動性障害などのリスクも高まる可能性があります。

 

妊娠中のママがストレスを抱えることで赤ちゃんに与える影響をいくつか挙げてみましたが、全ての人に当てはまるわけではありません。

むしろほとんどの人が当てはまらないとも言えるでしょう。

 

しかし妊娠中ストレスを溜め込まずに過ごすことはママの体にとっても赤ちゃんの成長にとっても大切なこと。ストレスに溺れないようにすることが大切です。

例えば、海で溺れた時にもがけばもがくほど逆に沈んでしまいます。溺れた時は手足をばたつかせずその状況に身を任せてしまう方が助けやすいのです。

これと同じで、ストレスを感じるからといって、もがいて問題視するとストレスに溺れてしまいます。ストレスの中に身を任せてしまうことでスムーズに脱出できるはず。

 

ではストレスが溜まってしまった時にどのように解消すればいいか、ママのイライラ解消法についてお伝えしますね。

 

妊娠中のママのイライラ解消法

イライラしても気にしない

妊娠中のイライラはホルモンのバランスが影響されます。ママの気持ちだけではどうにもならないことも。妊娠中はそんなものと割り切って気楽に過ごしましょう。

それでも割り切れない時は、今イライラしているんだなということを認めてあげること。イライラを敵に回さず上手に付き合っていきましょう。

 

規則正しい生活をする

睡眠をしっかりとる、疲れたら休むなど、当たり前のことですが、それがなかなかできないもの。特に二人目妊娠ともなると上の子のお世話もあるので無理をしてしまいがち。

夜更かしをせず早めに寝る、昼間日に当たる、適度な運動をするなど、 規則正しい生活を意識しましょう。

 

 

家事は適度に手抜きする

ストレスを抱えやすいママの傾向として、完璧にこなしたい、母親としての理想が高い、などが挙げられます。

そんなママは周りの助けを求めにくいですし、一人で頑張ってしまうためストレスが溜まりやすくなります。

家事はある程度手抜きをしていいと考えて完璧を目指さないこと。出来る時にやればいいというふうに考え方をシフトすること。そうすればストレスもたまりにくくなるはず。

家事が得意ではないママは、本当の自分の気持ちに素直になることでうまくいく場合もあります。パパに家事が得意ではないことを伝え、食材宅配サービスなどを活用することも一つの方法ですね。

 

イライラにフォーカスしない

思考は現実化するといいますが、自分がイライラしていることにフォーカスしすぎるとかえってイライラを引き寄せてしまいます。イライラしたら体を動かしたりお笑いを見たりして意識を別のところに向けましょう。

イライラしていることを忘れてしまうことがイライラしないコツなのです。

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まとめ

ママのイライラは時に赤ちゃんに影響します。でも心配し過ぎは禁物。心配しすぎることでかえってイライラしては本末転倒。イライラしている気持ちを受け入れましょう。

自分に合ったストレス解消法を見つけましょうストレスにフォーカスするとかえってストレスを引き寄せてしまうので、意識をそらすことがポイント。

趣味に打ち込んだり、お笑いを見て笑ったり、運動をするなどしてストレスを考えない時間を作りましょう。

ママと赤ちゃんも体のためにもストレスは溜め込まないことが大切。ストレスと上手に付き合って妊娠期間を乗り越えましょう。

 

 

最後までおつきあいいただきありがとうございます。

 

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